お知らせ

内視鏡システム 導入しました

こんにちは、獣医師の槇田です。レントゲンが故障したり、コロナになったりと忙しい8月を送っております(^^;)

さて、当院ではこのたび新しい検査機器として、消化管内視鏡を導入しました
(レントゲンはもう少し時間かかりそうです…すみません💦)

これまでは内視鏡が必要な患者様は、近隣の動物病院さんをご紹介していましたが、これで当院でも検査や処置が可能になりました!

オリンパス製の内視鏡システムです。近くで見るとけっこう大きいですね。

内視鏡はいわゆる「胃カメラ」で、口から下の写真ような細いカメラを入れて、食道や胃、十二指腸などを直接観察する検査です。(おしりから入れて大腸を観察することも可能です。)

内視鏡はさまざまな検査、処置が可能ですが、次の用途で使うことが多いです。

異物を飲み込んでしまった場合

ワンちゃんや猫ちゃんは、おもちゃや紐などの異物を誤って飲み込んでしまうことがあります。

異物の種類や位置によっては、開腹手術を行わず、内視鏡を使用して口から異物を摘出できる場合があります。

すべてを摘出できるわけではありませんが、内視鏡で摘出可能な場合には、開腹手術と比較して身体への負担を抑えた治療が可能です。

慢性の嘔吐や下痢の精査

嘔吐や下痢はよくみられる症状ですが、長引くものやなかなか治らなかったり、治療すると一旦良くなるを繰り返したりすることがあります。

こうした場合、血液検査やレントゲン、超音波検査だけでは原因がはっきりしないこともあります。

内視鏡では胃や腸の粘膜を実際に見て確認することができ、必要であればその場で組織の一部を採取することもできます。

採取した組織を病理検査で詳しく調べることで、慢性的な胃腸炎や腫瘍などの診断につながります。

特に、

  • 長期間嘔吐や下痢を繰り返している
  • 食欲が落ちた状態が続いている
  • 体重が減ってきた
  • 血便や黒い便が出る

といった場合には、内視鏡検査をご提案することがあります。

検査について

消化管内視鏡検査は、安全に検査を行うため、原則として全身麻酔下で実施します。症状やこれまでの検査結果を確認したうえで内視鏡検査が必要かどうかを判断し、検査方法や麻酔、費用などについて事前にご説明します。

「嘔吐や下痢を繰り返している」「異物を飲み込んだ可能性がある」など、お困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。


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