お知らせ

8月4日の火災について

平素より大変お世話になっております。
太田どうぶつ病院 院長の槇田です。

昨日午後6時40分頃、当院のレントゲン電圧制御装置から発煙を確認したため、消防へ通報し、スタッフおよび入院中のワンちゃん1頭とともに建物の外へ避難いたしました。

その後、消防隊に現場を確認していただいた結果、火災には至っておらず、電源ブレーカーを落とした後は約1時間で発煙も収まりました。また、レントゲン装置の専門業者にも確認していただき、原因を調査いたしました。

装置を分解して点検したところ、内部のコンデンサー(電気を蓄えたり放出したりする部品)やトランス(電圧を変換する部品)の一部が損傷しており、これらの絶縁部分の不具合によって異常な電流が流れ、発煙したものと考えられました。

なお、業者によると、このレントゲン装置は故障時に安全性を考慮し、発火ではなく発煙する構造になっているとのことです。そのため、火が燃え上がるような状態ではなく、内部の部品が煙によって燻されたような状態だったと説明を受けております。

当該レントゲン装置につきましては電源を切り、今後は使用せず処分する予定です。幸いにも、スタッフや入院中のワンちゃんにけがや体調不良はなく、全員無事です。また、院内には多少煙のにおいが残っておりますが、建物やその他の設備には異常はなく、安全を確認しております。

診療を通常どおり再開するかどうか慎重に検討いたしましたが、今回の原因はレントゲン装置に限定された故障であり、その他の設備については安全が確認されております。また、レントゲン検査以外の検査、内服薬の処方、手術などは通常どおり実施可能です。

そのため、明日8月6日より通常どおり診療を行います。
なお、レントゲン検査が必要な診療(整形外科疾患など)の場合は、近隣の医療機関と連携しながら対応してまいります。

このたびの対応にあたり、迅速に現場へ駆けつけ、安全確認およびご対応いただきました消防・警察関係者の皆様に心より感謝申し上げます。また、夜遅い時間にもかかわらず、原因究明のため速やかにご対応いただきましたボードイーストの板東様をはじめ、関係者の皆様にも深く御礼申し上げます。

このたびは、患者様ならびにご家族の皆様、そして近隣住民の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

今後も安全管理を徹底し、安心してご来院いただけるよう努めてまいります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

太田どうぶつ病院
院長 槇田 智希

※追記

レントゲン装置は、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、高い電圧をかけてX線という電磁波を発生させ、体の内部構造を画像として映し出す検査機器です。

今回のような故障が起きた場合でも、X線が外部へ漏れ続けたり、放射能が漏れ出たりするといったことはありません。患者様やご家族、近隣の皆様への放射線による影響はございませんので、どうぞご安心ください。

※追記その2

瀬戸内海放送様のニュースでは「動物病院で火事」と報道されており、本投稿でも便宜上「火災について」という表題を使用しているため、わかりにくい表現となっておりますが、実際には発煙が生じたのみで、出火はしておりません。

火が出た事実はなく、消火器や放水などによる消火活動は一切行われておりません。そのため、病院の建物やレントゲン装置以外の医療設備に損傷はありません。

ただし、消防の報告上は、発煙のみであった場合でも「火災」として分類されるため、このような報道となっております。

長文となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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